シイラという魚をご存じでしょうか。南太平洋一帯ではマヒマヒと言われています。漢字では「鱪」と書きます。
漢字表記から分かるように、もともとは暑い国の魚ですが、近年は北日本近海にも生息しています。
しかしシイラを食べる習慣はなく調理法もあまり知られず捨てられていました。
8年ほど前、秋田県男鹿半島を訪れた際に漁師さんから「シイラがいっぱい定置網にかかって大変なんです」と相談を受けました。そこで、東京のフレンチ店シェフに紹介しました。
水揚げ後、素早く血抜き処理をし、フィレ加工したものを瞬間冷凍します。現地の丁寧な仕事により商品に付加価値を付けることができました。「北限のシイラ」と名付け、今ではフランス料理の白身魚として評価されています。
捨て魚が、フランス料理のメイン食材に大変身しました。
現在、各地の市場でも流通しています。
食にかかわる方々に、様々なご提案をしています。
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