15年ほど前、鹿児島県鹿屋市でカンパチの養殖を行っている漁師さんから「養殖網の周りにヘダイがいっぱい集まっている」という情報がありました。産地訪問時の夜の食事会での話題です。
当時は見向きもされない魚でした。翌朝船に乗り養殖現場を訪れると、養殖網の周りには銀色に輝くヘダイが群れていました。さっそく釣り上げ、漁師さん宅にて刺身をいただくと、養殖の餌を食べているせいか身はふっくらとほどよい脂乗りでとても美味。「銀鯛」と命名し、東京のレストランに紹介しました。以来白身魚として大好評を得て、今ではスズキや養殖真鯛と同価格帯で普及しています。
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